FHSと/usr/local/src
WindowsからDebian(Linux)に乗り換えた時「どの設定ファイルがどこにあるのか?」これがわからず設定作業に戸惑いました。
さらに、usr/local/src など「何も入ってないし、何に使うかわからない」ディレクトリが多々あり、謎が深まります。
しかし、1度だけでも以下のようなサイトに目を通しておけば困ることは減ります。
- Filesystem Hierarchy Standard - Wikipedia
- Windowsユーザーに教えるLinuxの常識(3):各ディレクトリの役割を知ろう(サブディレクトリ編) (2/2) - @IT
Filesystem Hierarchy Standardを知っていることで、目的のファイルがどのへんにあるかがわかったりもして便利。
また、Linuxを使いはじめるソースコードを読むことがしばしばあります。そんな時、あなたは、ダウンロードしてきたソースコードをどこに置くでしょう?
わたしは、$HOME/Download/に置いてました。しかし、Downloadディレクトリでアプリのビルド・インストールを行った後、Downloadディレクトリを無意識に整理すると、とっても残念なことが起きます。
なので最近は、 /usr/local/src を使うようにしています。
ただ、Debianで/usr/loca/srcを一般ユーザーで使えるようにするには、
/etc/group内のstaffにユーザー名を追加する必要があるのでお忘れなく。
$ sudo vim /etc/group
/etc/group
:↑ユーザー名(shotam)を追加しています。
video:x:44:shotam
sasl:x:45:
plugdev:x:46:shotam
staff:x:50:shotam
games:x:60:
users:x:100:
nogroup:x:65534:
:
なぜ、/etc/groupのstaffにユーザー名を追加したのかについては、以下のコマンドを叩けば、たぶん、わかります。
$ ls -l /usr/loca/src